2025/12/22トレード収支-配当4.6％、GMBを長期投資の仲間に-

本日のトレード収支と相場雑感

デイトレ・短期トレード含む結果

今日の実現損益-6,091円
評価損益額+3,607円
持ち越し含む前日比+108,138円
今月の実現損益+1,576,672円

今週はもう動くことはないかと思っていましたが、寄付きの気配を見ると意外にも忙しくなりそうな予感。立ち回りこそ完璧とは言えませんでしたが、朝の数手で利益を確保し、含み損を抱えていたポジションも一旦すべて整理できました。前日比プラスで終えられたので、及第点の一日です。

また、後述しますが長期枠で1銘柄追加しています。日経平均の上げ幅を考えるとやや物足りなさはありますが、長期ポジション全体が底堅く、今日もYH（年初来高値）を更新。このまま年末をYHで締めくくれたら最高ですね。

新たな長期保有銘柄：7214 GMBを150万円分購入

日経平均がこの水準（5万円台）で新規買いをするのは勇気がいりますが、余剰資金ができたため、久々に長期投資をしました。

【7214 GMB 投資データ】

投資額： 150万円分
ミックス係数： 2.648（PER 13.24 × PBR 0.2） ※超割安
配当利回り： 4.6％
売上高： 増加傾向
懸念点： ROE 2.6％ / ROA 0.7％（効率性は低め）

X（旧Twitter）で検索すると、過去の急騰時にデイトレで触っていた方のポストが散見されました。長期投資としての評価は分かれるかもしれませんが、このPBRと利回りは魅力的です。指数が下げても下値は限定的だと判断し、配当が出る限りは放置する予定です。

挫折と再起：漫画『新月の盤に』を読んで思うこと

先日、心に刺さる漫画に出会いました。

新月の盤に（１） (アフタヌーンコミックス)

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プロ棋士養成機関「奨励会」を退会し、一度は将棋を捨てた主人公が描かれています。挫折からの復活劇はそれだけで泣けるものがありますが、1巻からウルっとくるシーンがありました。

こうした「将棋×再起」というテーマでは、以前読んだ鍋倉夫先生の『リボーンの棋士』も、短期間に3周読み返すほど面白かったのですが、今回の作品もそれに勝るとも劣らない期待感があります。

ちなみに、この作品をきっかけに著者のみやびあきの先生について調べてみたところ、以前読んだことのある『靴の向くまま』の作者さんだったことが判明し、驚きました。これも何かの縁だと思い、現在は同著者の『珈琲をしづかに』も読み始めています。どちらも非常に面白い作品なので、合わせておすすめしたいです。

こうした「挫折からの再出発」を描いた物語は、どうしても自分の過去と重なります。僕にとって最大の挫折は、2014年の証券ディーラー時代でした。毎日、勝つための方法を模索しているのに、努力すればするほど空回りして結果に繋がらない。ストレスで咳は止まらず、会社のお荷物でしかない自分には存在価値がない……そんな絶望感の中にいた1年間でした。

2015年に個人投資家として独立してからようやく光が見えましたが、当時は本当に精神的にしんどかったですね。今、こうして当時の苦い経験を「良い思い出」として語れるようになったことに、深い感慨を覚えます。